中國新聞に掲載されました!!

備後の百年企業   
 田島接骨院   =尾道市西御所町
体の軸整える施術脈々

江戸後期の1820年ごろ、離島田島(現在の福山市内海町)で開業した。海運の要衝として栄えた地で、幕末の志士たちも癒やした。その接骨術は一子相伝。200年にわたって受け継いできた。
接骨術の基となる柔道整復術は明治期、西洋医学を中心に据えた医療改革で存亡が問われた。終戦後には連合国軍総司令部(GHQ)による武道の禁止を受け、再び危機に見舞われた。9代目の幡中幹生さん(46)は「2度の苦難から、変わらない本質と新味を併せ持つ不易流行という信念を培った」と語る
~ 後略 ~