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日本体育協会公認アスレティックトトレーナー資格取得
県東部では同社の二人のみ!
スポーツセラピ田島 身体のゆがみを直して健康に
スポーツセラピ田島(尾道市西御所町6-13、幡中幹生社長、電話0848-25-5397)が運営する本格メディカルフィットネスクラブ「ホグレルフィットネス」(電同・2006)のトレーナー・塚本夏生さん(24)はこのほど、日本体育協会公認アスレティックトレーナーの資格を得た。有資格者は広島県内で30人程度しかいないという超難関の資格で、幡中社長(40)は昨年、柔道整復師として県下で初めて同資格を得ている。現在県東部の有資格者は幡中社長と塚本さんの二人のみだという。
医学的な知識やトレーニング科学・スポーツ医科学、機能解剖や運動学に関する専門知識を学んだ有資格者は、競技者の傷害予防から救急処置、スポーツ傷害を受けた競技者の競技復帰や再発予防まで、広範囲にわたって関わることができる。試験では学科と実習の両方で合格しなければならず、合格率は1割にも満たない。塚本さんは大学で専門知識を学び、実技は1年半ほど前からホグレルに通って体得してきた。
「ホグレルフィットネス」は、柔軟性を向上させながら筋肉を鍛え、機能や動作の改善を目指すというホグレルマシンを導入した会員制のフィットネススタジオ。筋肉をリラックスさせながら関節の可動域を増やし、筋肉の柔軟性を上げ、血流の促進や姿勢の改善などを促す指導を行う。
また、同社は1903(明治36)年創業の老舗「田島接骨院」や「タシマデイサービス」も運営している。昨年は接骨院やトレーナーの技術を融合した「カラダのゆがみ専門外来」を設けた。姿勢や筋肉の状況、、体脂肪率、足圧・歩行測定などを通して身体のゆがみ度合いをチェックし、治療やトレーニング指導も行う。チェックのみは8,640円(税込)で、徒手整復療法や足整板療法、運動療法など適した治療法を紹介する(施術料など別途必要)。
塚本さんは「資格取得がゴールではなく、この資格に恥じないようこれからも勉強に勤しみます。運動をしない方でも、身体を整えることで少しでも楽しい毎日が送れるようにお手伝いがしたい」と話し、幡中社長も「怪我が治っても身体を使う癖や姿勢が改まなければ同じ怪我を繰り返すもの。当社の技術や設備、スタッフの力を結集し、安心して競技に取り組めるよう様々な施術や助言をしていきたい。健康寿命を延ばすことが国の医療費削減には大いに役立つはずです」と語った。